yumulog

北海道の大学教員/情報科学研究者の日記

ツイッターは呼吸、ブログは深呼吸

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これからブログを週に1回ぐらい書いていきたいと思います。書きたいことはだいたいすぐにTwitterに書いてますが、Twitterに書かないようにしてることもいろいろあります。感情を増幅させるようなニュースなどですね。最近だとCOVID-19と東京オリンピック関連のネガティブなニュースはTwitterでは触れないことにしています。強く書きたいと思うことがある時はブログに書くようにしていますが、強く書きたいと思うことはなかなかないので、思っているけど外に吐き出せていないことが頭の中にずっと残ったままで、脳のリソースを無駄に占められている感じがします。なので、ブログを定期的に書いて吐き出していこうかなと思いました。

小町 id:mamoruk さんの 武蔵野日記 に少し近いのかもしれないなと思いつつ、さすがに毎日分は書けないので、週刊で。時間決めた方が良いと思うので、土曜の午前中に書くことにしようかなと思います。すぐ終わりそうな気もしますが。

デルタ株と東京オリンピック

Sars-CoV-2のデルタ株の感染力が強いというのが先日からニュースになっていますが、これ春先から言われてたはずなのになぜいまごろ騒ぎ出してるのかちょっとよくわからなくて、最近気になってます。デルタ株による感染拡大の時期が東京オリンピックの準備・開催時期と重なっていたため、ニュースのリソースが東京オリンピックに割かれていたというのがあるのかなという気がしています。運営のゴタゴタもいっぱいあったのでなおさら。感染症対策において東京オリンピック開催で問題になると想定していたのが、関係者による感染拡大、医療リソースの圧迫、国・自治体のリソースが圧迫あたりでしたが、報道の時間と人々の意識がそっちに割かれて、他のニュースが入ってこない問題もあるのだなと改めて分かりました。

少し前まではワクチンが打ち終わったら感染症対策が完了という希望が見えていましたが、いまはワクチンが打ち終わってもどうなるか分からず、先のことが見通せない状況になってるのかなと思います。その不安から世論的に負の感情が高まっているような気がします。東京オリンピックが終わって怒りの矛先が無くなったということもあるかもしれません。そもそも、ワクチン打ち終わったらどうするかという出口戦略が元々なかったようにも見えます。非常時には走りながら考えることも大事なのでそれ自体は仕方ないのですが、走りながら走ってるだけだとゴールにたどり着けないので。こういう時こそ、感染症の専門家の意見を取り入れて計画を立てて欲しいなあと思います。