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北海道の大学教員/情報科学研究者の日記

人生の転機・道に迷ったときに読みたい blog エントリ

2011年に読んだblogエントリ13選 が思った以上に見られているっぽくて、もしかしてこういうの需要あるのかと思い、今まで読んだ中からまとめてみた。

考え方

でも結局のところ、人間って「今死ぬかも知れないけど、それでよいのか」と思ったときに、大きな人生の決断が出来るんじゃないのか、と今は思う。

私は「どんな夢も、今から目指すには遅くない」なんて非現実的なことは言わない。フィールズ賞を取るとか、世界的なサッカー選手になるとか、ファッションモデルになるとか、歳をとってからでは無理な夢もあるだろう。だけど、それらの「夢」も素材はそのままに、仕立て直すことで、今からでも追い求められるものは結構あるのではないだろうか。大人になって「夢を持つ」なんてバカバカしい、なんて思わずに、一度考えてみたらどうだろう。

ちなみにこんなこと言うと怒られると思いますが、僕は論文出さずに 留年しなかったことを後悔しています。もし留年の1年があれば、きっともっと視野が広がっていた だろうにと。

そして自分に無理のない生き方を探すためには選択肢は多い方が良い。なので生き方に迷っている人はいろんなところに行ってみたりいろんな人に会ってみたり、いろんなことを試してみるべきだと思う。

僕がこの年齢になって感じるようになったのは、「自分は何者にもなれないのだ」と知ってから、本当の「人生」がはじまる、ということなんですよ。

どうせ一回しかない人生なら、チャレンジして世の中に今までなかった豊かさを生み出したい。「藤田がいてくれてよかった」って言われるような人でありたい。イノベーターになりたい。

だから武器を身につけに、就職しようとおもいました。

    • 起業したりベンチャーに行くだけがチャレンジじゃないし、いい選択だと思います(と思うのは自分と同じ考え方だからなのかな)。
大企業

大企業というところを簡単に言うと、空母のようなものです。空母には大将とか中佐とか、そーゆー偉い人がいて下々に命令に近似した指示を出します。兵隊はその指示に従って各々の責務をこなして行きます。ここで重要なのは、空母の外の世界など誰も知らないこと、兵隊は上の命令に従わなくてはいけないこと、空母の中で独自の組織文化が形成されていくこと、などです。異なる立場の人間が連携を取り合って仕事をしていくためには、「ルール」の策定が必要になります。そうしなければ、大きな会社は売り上げが上がるまでのプロセスが長いので、潤滑に回すことが出来ません。

人生を運に任せてかまわない人は、大企業に勤めましょう。多くの場合は、最低保障くらいはついているでしょう。誰がその保障を維持しているかを一生知らないまま過ごす人が大半でしょう。

そうでない人は、最低保障がつかない人生を送りましょう。その代わり、人生を自力で生きている実感は得られるでしょう。ただし、スタートアップのベンチャーが大きく伸びて残るかどうかは、割と運次第です。

退職・転職

今回の選択をするにあたって,考えたことが3つありました.

 1.自分のしたいことは何か?
 2.自分は何において価値を創り出せるのか?
 3.これからの社会では何が必要とされるか?

選択に正しいも間違いもない!

自分で選んだことに100%エネルギーを投入し、
実績を積み上げる以外に、明るい未来はないんだ!!


あとは手前味噌で恐縮だが

独立

大げさに思われるかもしれませんが、この動きは新たな時代への転換期だと思ってます。すなわち、

「個人や中小企業が家電をつくる時代」

がやってきたのだと。

サラリーマンはドラクエなので、最終的に失敗しても教会に帰れる。独立してドラクエやってると本当に死んじゃうので、サラリーマンのうちにやるといいと思います。

IT業界

つまり、あなたが今、あるいはもう少し未来も含めて、あなたが見ている「業界」に、あなたが何十年も居続けることはできない(可能であってもするべきではない)のです。


最後に。一応カテゴリ分けみたいなものはしたが、結構バラバラと挙げてみた。道に迷ったときに一番大事なのは、「世の中には、とにかくいろんな人がいる」というのを知ることだと思っている。世の中には、自分の中では選択肢に挙がらないような行動をとっている人がたくさんいて、それでも皆なんとかやっている。なので、既存の道にとらわれずに自分の進みたい方向をみつけて、みつかったらそっちに進んでみればいいし、途中で気が変わったらまたそっちに進めばいいんじゃないかな。



このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか?

このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか?