今年は読書量は減らそうと思っていたので減ったのはいいのだけれど、その分あいた時間を論文読みに充てるつもりが、全然読めていない。じゃあ何に充てたかというと、たぶん twitter と blog の閲覧。
と書いたとおり、いろんな方のblogエントリを本当にたくさん読んだ。基本的に Google Reader に登録されているものを読むのだが、こういう記事が読みたいと思って検索して探したものもある。あと、Twitterやはてブで拡散されるものをウォッチしたものもあり、こういう記事はハズレが少なく、何もしなくても面白い記事を自動的に仕分けてくれる集合知すばらしい。
ということで、本と同様に、特に素晴らしいと感じた記事を列挙してみる。昨年以前に書かれたものもあるが、「今年読んだ」ということであしからず。
人生の転機系
今年はコレ系の記事を読みまくった。特に、転職しようと決めたけど、何がやりたいのか自分でよくわからなくなってきた時期に。自分も大学院に行ったり転職したりして周りからは珍しがられているけど、それがごくごくありきたりなものに思えるくらいに、世の中には多種多様なキャリアを歩んできた人がいる。
たくさん読んだけれど特に印象に残っている気がするものを5つ。こうやって改めてみると、自分が取ろうとした行動の選択肢との共通点があるものばかりだな。
科学者を目指していたが博士を中退してコンサルへ
大企業を辞める
会社を辞めて博士課程へ
修士中退で就職
修士で退学を決意したが辞めずに継続
もっともっと変わったキャリアの人を知りたければ以下の本もおすすめ。
研究
この記事だけじゃなくて、id:next49 さんの 発声練習 をたくさん読ませて頂いた。研究生活を送る上での全てが書かれている。なぜ自分が修士の時にこのblogを知らなかったのだろうと激しく後悔するほど。大げさじゃなくて、すべての大学生・大学院生が絶対に読むべき。
同じく、この記事だけじゃなくて id:mamoruk さんの 観月橋日記 (続生駒日記) をたくさん読ませて頂いた。こちらも研究生活において役立つことがたくさん書かれているのと、個人的に興味がある海外インターンシップの話が時々書かれていたり。そして、あの量の記事を毎日更新するのは大変だと思うがずっと続けられている。お疲れ様です。
いろいろ
id:Chikirin さんの Chikirinの日記 はもう、過去ログ含めてほとんど読ませていただいた。自分が思っているのと同じ事をスパッと言い放ってくれる気持ちよさとか、さすがコンサルだなーと思わせる論理の組み立てとか、会社辞めてこれからどうするんだろという興味とか。諸々含めて来年以降も楽しみ。特にどの記事がということではなくすべての記事が素晴らしいのだが、リンクを貼って頂いたのでこのエントリで。
今の日本企業がどういう立場なのか、とってもわかりやすく書かれていて感動した。
前の会社にいるとき、特に転職しようと動き始めてからは、この表題のことをよく考えてた。この記事を読んだのは転職後なのだが。
自分だったらどうするだろう、といろいろ考えるきっかけになった。基本的に今まで送ってきた人生にとっても満足してるんだけど、やっておけばよかったこととかはたくさんある。
就職活動における、「やりたいこと」の考え方。博士はもちろんだけれど、修士、学部卒でもこの考え方の根本は共通。専門性を活かす以外にも道はたくさんある。
これはめちゃめちゃ影響受けた。ちょうど引越しがあったので、すべてIKEAでデスク環境を構築した*1。
*1:そういえばせっかくつくったから写真アップしなきゃ。片付け。。。