yumulog

北海道の大学教員/情報科学研究者の日記

リモートワークのための自宅デスク環境エントリ10選+α

いろんな人のデスク環境を見るのが好きなので、リモートワーク(テレワーク・在宅勤務)が標準となったいま、いろんな人がデスク環境をblogにあげてくれるのを楽しく見てます。なのですが、まとめ記事的なものが見当たらなかったので、自分でたまに見返すために、はてブ100以上ついてたものをまとめてみました。そういえば、以前はブログ記事をまとめたブログやNAVERまとめがよくホッテントリに上がってましたが、最近は見かけなくなりましたね。

シンプル系

ケーブル嫌いのためのデスク周りをスッキリさせるテクニック

@goando さんの、ケーブルをまとめて隠すテクニック。これを参考にしているブログもとても多いです。

ケーブル1本だけの生産性最高なデスク環境をDIYなしで作った話 - 2019版

これも、デスク周りをすっきりスッキリさせるテクニック満載で、参考にしている人が多いです。スタンディングデスク、49インチ曲面ワイドモニタを利用。チェアはハーマンミラー アーロン リマスタード

リモートワークが 超快適になる製品9選 〜仕事に本気なあなたに〜

昇降式スタンディングデスクで、1時間に1回デスクが自動で上がるようにしてるのが面白い。ホワイトボード天板は便利そう。チェアはSteelcase Gesture。

在宅勤務のデスクが完成したので見せたい

作業効率と雰囲気を両立してて、こういうのはとても好きです。ブログも写真が多くていい。チェアはコンテッサ

目的特化系

【2020年版】デザイナー兼YouTuberのiMacデスク環境、作業効率アップ、環境改善につながるアイテム50個くらい全部紹介します!

この記事よいなーと見てたら、知人のデザイナー・YouTuber いちがみ @ichigami さんでしたw 在宅勤務ではなくオフィス環境ですが、参考になるところが多いと思うので載せちゃいます。特に机を2段にしてるのが良いなと思いました。フットレストも良さそう。チェアはハーマンミラー アーロン リマスタード。 解説動画もありました。

エンジニアとギタリストを両立するための最強のデスク環境

ギターや音響関連機器がたくさんおいてあるのが特徴的です。スタンディングデスク。チェアはDUOREST DRシリーズ。

社長として最低限のテレワーク環境を整えてみた

クラスメソッド社長の横田さんの記事。ビデオ会議特化型ですね。チェアはGTRACING ゲーミングチェア。

企業系まとめ

ペパボのパートナーの自宅作業デスクまとめ

4名+番外編2名のデスク環境。

突撃!在宅の開発環境 2020年春

11名分のデスク環境。

Misocaのリモートワーカーの仕事環境2019

リモートワークの環境紹介の記事で、3人分のデスク環境の写真が載ってます。

+α: 私の環境

私の環境も少しだけ紹介します。 f:id:yumu19:20200422230640j:plain

MacBook Pro 15' + Dellモニタ2枚(Dell P2715Q, Dell U2311H)+iPad Proです。写真ではiPadをSidecarにしてますが、モニタ3枚あれば十分なので、Sidecarは使いませんw キーボードは Apple Keyboard、トラックボールはELECOM EX-G 有線です。トラックボールは親指タイプのものは発売されているものすべて一度は触って試してますが、高さがあって手のひらの中央でしっかり抑えられるEX-Gが一番使いやすいです。

マイクはSAMSON Q2U。音質良く、USB接続できるので普通のUSBマイクと同じ様にめちゃくちゃ簡単に使えるので便利です。Podcast用に買ったものなのですが、テレコンやオンラインプレゼンにも重宝してます。¥8,000くらいで買えたのですが、今だいぶ値上がっちゃってますね・・・。

これを、デスクに固定できるマイクスタンドにつなげて使っています。

モニタ下にCO2センサを置いてモニタリングするようにしました。 f:id:yumu19:20200422214526j:plain

Echo Show 5も置いてみました。アニメや音楽を流したりできます。といっても作業中は観たり聞いたりしないのですが。休憩時の気分転換用に。 f:id:yumu19:20200422231330j:plain

机と椅子はIKEAのもので、以前書いたこちらの記事と同じものです。

@masuidrive さんの以下の2つの記事に大きく影響を受けて構築しました。

そう遠くないうちに引っ越す可能性があるので、これ以上あまり凝るつもりはないのですが、照明が暗めで生活するのにはいいものの作業にはあまり適さないので、hueに付け替えて時間によって明るさを変えてみようかなと思ってます。hue自体はだいぶ前から研究用で持っていたものの、普通の用途でちゃんと使ったことなかった。取り付けようとしたらソケットサイズが違ったので変換プラグを注文中。

在宅勤務3日目、Bluetoothイヤホンのすゝめ

f:id:yumu19:20200426142446j:plain 前回の日記 を書いたのが10日ほど前で、その時は7都府県に緊急事態宣言が出た状況だったんですが、その直後の先週の月曜に石川県独自の緊急事態宣言が出ました。国の緊急事態宣言が前フリからだいぶ引っ張って出たのに対し、石川県のはスッと出たので結構驚きました。それで、職場も在宅勤務推奨となり、在宅勤務するために準備していたら、国の緊急事態宣言の対象が拡大されて石川県も入り、先週の金曜から原則在宅勤務になりました。今日で3日目でした。

在宅勤務のしやすさは、家族がいるか一人暮らしかによってかなり違いますし、家にPC作業できる環境があるかどうかによってかなり違いそうです。自分の場合は、一人暮らしな上、元々社会人学生をやってたこともあって家で作業するための環境をきちんと構築してました。職場の環境と比べても特に遜色ないくらいです。作業スペースを広げたかったり、椅子を買い替えたかったり、改善したいところは多少あるんですけど、任期最終年度なので1年以内に引っ越す可能性が高いので、什器はそのままで、散らかってるスペースを片付けるくらいにとどめます。プリンタが壊れてるのは困るので買い換えようかなと思いますが。

あとは、性格による在宅勤務の向き不向きも大きいと思いますが、自分は性格的にも別に数日とか一週間とか外に出なくても大丈夫なんで、今のところは特に問題なく仕事も生活もしてます。家の中だと息が詰まるという人は、他の人に会わないようなところを選んで散歩とかした方がいいと思いますよ。外出しないことが本質ではなく、人に会わないことが本質なので。

自分にとって影響大きいのがお昼ご飯。普段は職場に届く宅配の日替わりのお弁当を食べてたんですが、それがなくなったので、自分で用意しないといけません。コンビニは徒歩圏内にあるものの、買いに行くのも少しは時間かかるし、選ぶのも面倒(決断力を使いたくない)ので、トップバリュの冷凍食品で一食分がトレーにまとまってるやつを一週間ぶんまとめ買いして、毎日食べるようにしてます。そんなに種類が多いわけじゃないんで、いつまで飽きずに食べられるか。

在宅勤務で万人に当てはまるアドバイスはあまりないんですが、万人に向けてオススメしたいのが、Bluetoothイヤホンです。コードがないので、会議中でも冷蔵庫に飲み物取りに行ったり、気分転換に体を動かしたり、部屋を掃除したりできます。一部ではZoom疲れという声も聞こえてきますが、コード付きイヤホン/ヘッドホンでPCの前に束縛されてることも大きな要因なのでは。自分は、AirPods Proを使ってます。発売当初から多くの人が薦めていたので買ってみたのですが、こんな形で役立つとは。

Apple AirPods Pro

Apple AirPods Pro

  • 発売日: 2019/10/30
  • メディア: エレクトロニクス

オンラインイベントの開催も、この状況に適応してだいぶ増えてきたので、いろいろと予定が埋まり始めてきました。明日の夜は HoloLens ミートアップ@ cluster vol.1 、金曜の夜は Infra Study Meetup #1「Infrastructure as Code」 があります。普段は、いくらイベントがあろうと大体東京とかで開催されるのでほとんど関係ないのですが、今はオンライン開催でどれでも参加可能なので、そういう意味ではむしろ前より忙しいかもしれないです。イベント情報に振り回されたくなかったというのは石川に引っ越した理由の一つなのですが、こういう状況もたまにはいいかなと思うので、自分の時間を圧迫しない範囲でいろいろ参加してみようと思います。

COVID-19の話をSNSに書くのはやめよう、と 前回の日記で 書いたんですけど、在宅勤務の話もやっぱり人によって環境や状況が異なり、万人に当てはまることはあまりないので、他の人に余計な刺激を与えかねないことは書かない方がいいなと思ってます。書くのをやめると言うか、書かないというルールにしてます。そうすると、迷ったら書かなくなるし、そうするとタイムラインを見る頻度も自然と減るんでちょうどいい気もしてます。書きたいことがたまってきたら、こうやってブログに書き出そう。Twitterがまだなくてブログをほぼ毎日更新してた大学生・大学院生だった頃を思い出しますね。

告知

SNSを捨て、町に出ず、書を拾い、手を動かそう

f:id:yumu19:20200412122600j:plain

COVID-19関連の情報は、SNSに書くのはなるべくやめて、書くならblogにしておこうかなと思うようになりました。

SNSというのは、コミュニケーションを促進するための仕組みとしてリアクションやコメントがしやすいようにつくられています。そのため、良い反応だけではなくて悪い反応というのもどんどんエスカレートしていきます。SNSで書いた文章は、文章の一部を切り取って反応されることが増えます。Twitterは140文字しか書けなくて、背景や文脈が排除されて読まれてしまうし、Facebook で長文を書いたとしてもきちんと意図通りに読んでくれる人はあまりいないんじゃないかなと思います。blogに書くのも似たようなものかも知れませんが、すごい長文でなければ、とりあえず最後まで読む人の割合は増えるかなと想像します。

COVID-19の場合、何が正解かわからないという極めて難しい状況です。ウイルス自体の情報の不確定もあることに加え、感染症の拡散防止だけではなくて経済的なことや精神的な健康も考慮しないといけない。変数が複数あると、解を出すことは極めて難しくなります。どんな主張でも、完璧なものなど無くて、ほぼ必ず突っ込みどころがあり、このような正解がわからない状況では、粗探しは容易にできます。不安な気持ちから逃れるために、誰かを批判して安心を得たいという本能が働いているのでしょう、ということは 2020年3月30日の日記 にも書きましたが、一旦落ち着きましょう。先日、緊急事態宣言が出たことで、日常の劇的な変化は一旦落ち着き、単に数字を追いかける日々が続くのではないかと想像しています。SNSやWebのニュースで情報を拾って一喜一憂するよりは、NHKスペシャルでまとまった情報を見るくらいでいいんじゃないか思ってます。

遅いインターネット という本が話題になっていますが、恐らくこういうことが書いてあるんじゃないかなと想像します。まだ読んでませんが。

遅いインターネット(NewsPicks Book)

遅いインターネット(NewsPicks Book)

SNSで時間を浪費するより、自分のやりたいことをやるために時間を使ったほうが有意義です。自分は元々、夏休みや年末年始のような長期休暇にやりたいことをリストにまとめていました。そのリストから、今やりたいことをどんどん引っ張って消化しています。本を読んだり映画を見たり勉強したりするのも良いと思います。ただ、情報をインプットするだけよりも、何か目に見えるアウトプットがあるものの方が精神的にもとても良いので、そういうものを選ぶと良いと思います。自分は今、CPUを自作しています。メイカー活動は「工業的に生産された量産品から作る喜びを取り戻す」みたいなことを誰か言っていた気がするのですが、作る喜びというのは今まさに必要なもので、今できる活動として相性がいいと思います。

P.S.

音声入力での執筆もだいぶ慣れて、早くなってきました。これくらいの文量だと、音声入力5分、文章整形20分。整形をもっと早くしたいですね。

2020年4月8日の日記

f:id:yumu19:20200405115055j:plain

昨晩に緊急事態宣言が出されて、NICTは東京などの事業所勤務の人は出勤せずに在宅勤務になりました。StarBED(石川の事業所)はまだ大丈夫で、今のところはまだ普通に出勤してます。職員全員が車通勤なので、この辺は都市部とは大きく状況が違います。ただ、石川県でも感染者が増え続けているので、もしかしたらこの先在宅勤務になる可能性はあります。自分の場合は研究テーマ的にもネットワークさえあればどこでもできるので、仮に在宅勤務になってもそれほど大きくは困らないかなとは思っていますが。

今一番困ってるのが、学会の予定が立てられないことです。国内・海外ともに学会が中止や延期になったり、オンライン開催に変更になったりしています。今の時期にCFPが出るような学会も、CFPがサスペンドされたりしています。例えば 情報処理学会CDS研究会 は、状況が落ち着くまで次の研究会の開催はお知らせしないと表明しています。

【重要なお知らせ】毎年5月から6月頃に開催しております次回のCDS研究発表会(第28回CDS研究発表会)は、コロナウイルスの状況が落ち着くまで開催地および開催日の決定を見送ることにしました。

これからまとめようとしている研究ネタがいくつかあるので、本来ならば暫定の投稿ターゲットを決めて計画を立てたいのですが、こういう状況なのでできないでいます。それならば、と、今のうちに研究を進めておいて、落ち着いてからまとめて投稿するという進め方もあると思うんですが、今年度が任期の最終年度なので、いろんなものを今年度中に発表しておきたいという気持ちもあり、なかなか悩ましい状況です。 オンライン会議で発表してしまうのは、せっかくの対面で発表して意見交換する機会を減らしてしまうのでもったいないという気持ちもあるのですが、なかなかそうも言ってられなくなりそうです。