第5回ニコニコ学会βで研究してみたマッドネスで登壇し、また、スタッフとして運営お手伝いしました。
スタッフ、登壇者はいずれも初めてなのですが、ニコニコ学会βはいままで何かしらの関わりがあり、全日程現地にいたので皆勤賞継続中。
- 第1回 スポンサービデオ作成
- 第2回 ポスター発表
- 第3回 スポンサービデオ作成
- 第4回 当日ボランティアスタッフ
- 第5回 運営スタッフ+マッドネス登壇 ← New!
研究してみたマッドネス
過去、第2回でポスター発表はしたことはあったのですが、今回は初めて「研究してみたマッドネス」に応募し、登壇しました。研究してみたマッドネスは、ニコニコ学会βの他のセッションとは異なり、一般公募から選ばれた15名の登壇者が、3分という極めて短い時間で行う発表です。ちなみに、誤解している人が多いのですが、マッドネスというのは「ごく短い時間のプレゼンテーションを連発する発表形式」のことで、研究内容がマッドネスというわけではないです。ただ、実行委員長曰く「特に訂正はせずそれはそれで定着してくれればいいと思ってます」だそうです。
登壇
発表のタイムシフト視聴はこちらから
この発表内容で視聴者・来場者を楽しませることができるかどうか自身がなく、応募しようかどうか迷ったのですが、
- テーマが「見る・見られる」で、自分の作品に合っていたこと
- ニコファーレ × THETA が相性よさそうだったこと
そして何より大きいのが
- ニコニコ学会βの開催日が30歳の誕生日(!)
ということで、応募してみました。感想は
- 今回から冒頭に全登壇者紹介をするようになり、演出がものすごくかっこよくて感動した。運営委員長兼ディレクターの @slowdelay さんに感謝です。
- 発表中、余裕がなく壁のコメントを全然見れなかった。せっかくニコファーレで発表したのにもったいない!
- 放送にはスライドしか映らないと思ってたら、自分も映ってて、原稿読み上げてるのがバレた。
- タイムシフトを見返してみたら、「おめでとう」のコメントがたくさん。 これが狙いだったとはいえ、すごく嬉しいです。
ですねー。反省は多いのですが、トラブルもなく無事終えられたのでよかったです。また、事前準備、シンポジウム当日、そして後述するアフターパーティを通じてマッドネス登壇者同士で交流出来たのがすごく楽しかったです。マッドネス登壇者のTwitterリストもつくってみたのですが、これが情報交換に結構便利でした。
今後もいろんなイベント等でお会いすることが多い方々だと思うので、「マッドネス同期生」として交流していければと思っています。
推薦
研究してみたマッドネスは、推薦応募も受け付けています。この1年、Maker Faire や Gugen などのイベントで見つけた「これはすごい!」という作品をたくさん推薦し、結果
- チーム放痴民(@ayakix さん @molpyonu さん)の No.3『米一揆』チーム方痴民 | 第5回ニコニコ学会βシンポジウム
- @xrosspro さんの No.4『スマートフォンでお手軽HMD 。早い!安い!凄い!折り畳み型ポータブルVR キット!』駒見一郎 | 第5回ニコニコ学会βシンポジウム
- @hecomi さん @jojonki さんの No.7『凸P(Mont Blanc Pj)』凹 | 第5回ニコニコ学会βシンポジウム
- marsface project (@ksasao さん他) No.11『画像認識と集合知を利用した人面探索』marsface project | 第5回ニコニコ学会βシンポジウム
の4作品がマッドネスに登壇しました。自分もマッドネスに応募している立場なので、推薦を増やすほど自分の首を締めることにはなるのですが、自分も無事出られてよかったです。
自分達が作ったものを誉められるのはもちろん嬉しいけど、それと同じかそれ以上に自分が推薦したものを誉められるのが嬉しかったです。凸Pが、ニコ生のコメントで絶賛されてたり、アフターパーティで @KoichiroEto さんや @drinami 先生に見てもらってコメントもらっていたのはすごく嬉しかったです。「嬉しい」っていうのをもうちょっと説明すると、「オレが推薦したんだ(ドヤァ」っていうわけじゃなくて、「素晴らしい作品を世の中の人に知ってもらえてよかった(ホッ」という感じ。いわゆるキュレーターの感覚なんですかね。
今回推薦して応募して頂いたのですが残念ながら選ばれなかった
- @kenkawakenkenke さんの No.17『部屋に雨を降らせる装置「Tempescope」を作ってみた』河本健 | 第5回ニコニコ学会βシンポジウム
- @gutugutu3030 さんの No.18『電気を流さない電子工作 ~いつも見てるよ。電気がなかったら照らしてあげる。~』gutugutu3030 | 第5回ニコニコ学会βシンポジウム
これらもとても素晴らしい作品なので、第6回かどこかでリベンジ推薦したいなーと思っています。
スタッフ
いままで、第4回で当日のボランティアスタッフとしてお手伝いした以外は、外から参加する立場だったのですが、今回初めて運営スタッフとして中から参加しました。そもそも、当日以外の事前準備からスタッフを募集したのも、今回が初めての試みだったのですが。
自分は広報グループに所属し、主にTwitter周りを担当していました。今まで広報の仕事を専門としてやった経験はないのですが、ニコニコ学会βサマーキャンプやその他のイベントでよくtsudaっていたからだと思います。それ以外にも、Webの更新とか、来場者リストの整理とか、いろいろやりました。いままで専門的にやってこなかった分野のタスクをこなすことによって、いろいろ経験出来て勉強になりました。特に、 @iyocan_nico さんの記事(見出し)の書き方や、@PSTY さんの tumblr 、Facebook の使い方などがすごく参考になって、本当に広報をやってよかったなあと思いました。
ニコニコ学会でスタッフとしてお手伝いしてよかったことは、ニコニコ学会好きなスタッフに囲まれたこと。自分は相当ニコニコ学会好きだと思うけど、周りのスタッフ達もそれに負けないくらい。 そして、そんな人達と、どうすればニコニコ学会をよりよくなるか真剣に議論できること。
THETA
発表にも使いましたが、ニコファーレで THETA で写真を撮りました。
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第5回ニコニコ学会β リハ中 ステージ上から - Spherical Image - RICOH THETA
買ってからあまり使ってなかったのですが、ちゃんと使うと面白いですね。やはりニコニコ学会β参加者では持ってきている人多数。 他にとった写真はこちらにまとめました。
アフターパーティ
今回は終了予定時刻が22時、実際に終了したのは23時近くということで、終了後に公式の打ち上げをやることが難しかったので、シンポジウム開催1週間後の12/28に関係者(登壇者、READYFOR?支援者、スタッフ等)限定でアフターパーティを開催しました。
その時の様子がこちら
マッドネス登壇者には作品持ち込み歓迎のアナウンスをし、当日に来場者に対して作品のデモを実施してもらいました。今回は Oculus Rift を使った研究発表が多く、短い準備期間でしたが、シンポジウム当日に発表された作品をパーティ来場者に体験してもらうことができ、これはマッドネス登壇者にも来場者にも喜んでもらえたのではないかと思っています。 自分も、 @hecomi さん @jojonki さんの凸P(レゴプロジェクションマッピング)や、光輝&小山 (@koukiwf さん @bravery_ さん)の視覚交換マシンや @GOROman さんの MikuMikuAkushu などを実際に体験できてよかったです。自分のも展示し、いろんな方に見てもらえましたし、アフターパーティすごく楽しかったです!
今回は来場者限定という形でのパーティでしたが、せっかく作品をたくさん展示してもらっていたので、こういう形式のイベントを今後も何かしらの形で開催していけるといいのかなぁと思いました。
さいごに
第6回ニコニコ学会βシンポジウムは、例年通りニコニコ超会議3内での開催となり、日程は 2014/04/26〜27です。あと4ヶ月しかないので、終わったばかりですが次の準備に走り始めています。次は、今回とはまた別のタスクを担当したいなあと思ってます。具体的には、マッドネスやポスターセッションの実施、企画、運営に携われたらと思ってます。 個人的にも実現したいことがいくつかあるのですが、そのひとつがうまく軌道に乗ったみたいでホッとしているところです。
あと、来年は、ニコニコ宇宙研究会という、ニコニコ学会βの分科会としての活動も立ち上げようとしています。詳細はまた別の機会にエントリを書きたいと思いますが、Facebookページをつくったので、ぜひ「いいね!」を押してください!
ニコニコ学会βに興味をもった方は、ぜひ下記書籍も読んでみてください〜。
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参考
他のマッドネス登壇者もblog書いてくれていて、興味深く読みました。