yumulog

北海道の大学教員/情報科学研究者の日記

iBeacon Advent Calendar やってみた

このエントリは、iBeacon Advent Calendar 2013 の25日目(最終日)です。

というネタを、誰も書く人がいなくなった時のために用意していたのですが、そんなものを投入するまでもなく最終日までつなぐことができました。

何で作ったか

Advent Calendar は昨年2つほど記事は書いたことありましたが、立てるのは初めてでした。立てた理由は

  • iBeacon の日本語の情報を増やしたい

で、何で増やしたいかというと

  • iBeacon を軸とした屋内測位技術を日本で盛り上げたい

という理由です。何で盛り上げたいかというと、屋内測位技術にずっと携わってきて、ポテンシャルがあるのになかなか広まらないのを感じていたので、この技術が広まるきっかけに iBeacon がなれればいいなあ、と思ってます。あとはまあぶっちゃけて言うと

  • 飯の種づくり

です、うん。Advent Calendar で直接どうにかしようというわけじゃないけど、iBeacon が盛り上がれば iBeacon 関連のお仕事も増えると思うので。一応フリーランスなんでね。

Advent Calendar は、盛り上げるための一部にすぎず、もっと盛り上げるためにゆくゆくは

  1. iBeacon 勉強会を定期的に開催したい
  2. iBeacon コミュニティをつくりたい

と思ってました。 が、1. については、クラスメソッドさんで既に1回開催され、また大垣 f.Labo でもハッカソンが開催されました(参加したかった・・・)。

また、2. については、Facebook グループの WF-BTLE

が、iBeacon 限定ではないですがその役割を担っている感じです。 なので、今後勉強会を開催するかどうするかは未定です。来年の自分のバタバタ具合にもよりますし。正月に箱根駅伝を見ながらゆっくり考えます。

あともうひとつの目的として、

  • iBeacon 興味ありつつなんだかんだ触る機会がない自分を追い込むため

ですかね。結局まだあまり触れていないのですが。

やってみてどうだったか

当初の目的である「日本語の情報を増やす」は、だいぶ達成されたと思ってます。これから始めるという人にも勉強しやすい環境ができたと思います。

事例は、日本だとまだまだ少ないのですが、アメリカなどでは多少は導入事例があるので、それを拾えるように Twitterbot もつくってみました。当初予定していなかったのですが、カレンダー埋めるためのネタ作りでできた副産物です。

さらに、iBeacon 界隈で活動されている方が書いてくださったので、なんか iBeacon のコミュニティができたっぽくなってきたんじゃないかと勝手に思ってます。もちろん他にも大勢いらっしゃると思いますが。記事書いてくれた方の Twitter のリストも作ってみました。

全部埋まるのはあまり期待してなかった(ちょっとだけ期待してた)のですが、立ち上がり当初の参加数がかんばしくなく、これは無理だな、とあきらめモードでした。 実際、9日目は当日になっても参加者なしだったので、そこであきらめてウォッチしてなかったのですが、実は書いてくれてて、すごく嬉しかったです。

12日目にはクラスメソッドさんの iBeacon 勉強会があったので、それ以降はなんとかなるかなーと思ってたら、なんとかなりました。 達成できてすごく嬉しいです。書いてくださった皆様、読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。

ということで、また来年よろしくおねがいしますー!!