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北海道の大学教員/情報科学研究者の日記

非エンジニアが作るネットサービスのアイデアがしょぼいワケ

若干釣り気味のタイトルですいません。

を読んで。

言いたいことはわかるんですが、じゃあ非エンジニアが作るネットサービスのアイデアが素晴らしいかというとたぶんそういうことではないだろう。 リンク先の文章から引用すると

世の中を観察し、世の中の人たちにこういうのがあれば受け入れられるのではないか、というベースで物事を考える。

に尽きるのかな。で、これってエンジニアか否かって、関係ないよね。

デバイスやゲーム機などを眺めて、「これをこのように使ったら面白いのではないか?」と、エンジニアにはまったく思い付かない無茶なことを思いつく。

そうかな?エンジニアだって結構思いつくよ。むしろ部品レベルまで分解してアイデアを考えられるエンジニアの方がひきだし多いかもよ。

まー、エンジニアだろうがクリエイターだろうが、すごい人はすごいし、そうじゃない人はそうじゃないし。素晴らしいアイデア出すのは誰にとっても難しいし。というかなかなか出ないよね。

この「ネットサービスのアイデア」というのが、実案件レベルのアイデアなのか、これから起業するためのアイデアなのか、アイデアの素晴さの指標というのが「お金を稼げる」なのか「世の中を変える」なのか、等々でいろいろ話変わってきそう。

ただ一つだけ、「壮大過ぎるアイデアは炎上リスクが高い」ということだけは覚えておきたいものです。