週末でRaspberryPi3のAlexa(Amazon Echo)化をやってみました。こんな感じです。
Amazon Voice Service(AVS)という、Amazon Echoのソフトウェアと同等のものが使用できるサービスが公開されています。そのサンプルクライアントがオープンソースで公開されており、それをRaspberry Pi 3にインストールしました。音楽を再生できないなど実機との差異は多少ありますが、Skillのインストールもでき、概ねEchoと同様に動くようです(よくわかってない)。 インストールは、ここの手順に従って進めるだけで数時間でできます。僕は、ProductID = Webで入力したDevice Type ID というのがわかりづらくてちょっとハマり2度インストール作業を行ったので、それがなければインストール自体は1時間くらいでできたと思います。日本語の記事もいくつかあるんですが書かれた時期によって微妙に手順が異なるので、英語ですがこのページよみながら進めるのが良いと思います。
Amazon DeveloperというサイトにログインするためにAmazon.comのアカウントが必要です (Amazon.co.jpやAWSアカウントではダメ)。
Raspberry Piを使うと、マイクやスピーカーの設定や、X(GUI)を上げる必要がありモニタかVNC接続が必要だったりといろいろ手間がかかるので、Macでやる方が楽です。 マイクは、USBヘッドセットを使いました。この辺の設定が必要です(たぶん)。
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ちなみに、Alexaちょっと触ってみたいという方は、EchosimというWebサービスがあり、Amazon.comのアカウントでログインするだけで使えます。実機が必要なくちょっと試すだけならこれが断然楽です。Skillのインストールもできます。
ほんとはこの後に好きなコマンドを実行するところがやりたかったんですが、Lambdaがよくわからず時間切れ。続きはまた来週やろうと思います。
おわりに
日本だとまだ発売しておらずそれほど話題になっていない Amazon Echo / Alexa ですが、世界的にはもう結構広まり始まってるようです。
CESで「700ものAlexa搭載デバイスが発表」そんなことになってたのか。一方、いまだに技適でEchoも使えない日本。ただでさえ言語の壁が大きいのに、どんどん取り残されていくな。 / “「IoTコマース」時代到来。700ものA…” https://t.co/GRCd3QWnUk
— 湯村 翼 (@yumu19) 2017年1月10日