お昼から面接。今日もつくばエクスプレスに乗って柏へ。
受験生控え室に到着。
自分は私服でいったが、他の人はほとんど(8割程度)スーツだった。
でもまあちょっと予想してたし、これくらいでは動じない。
それから面接までスーツのことばかり考えてた。
教官たちはその人自身の考えが聞きたいだけで服装は関係ないだろうし、大体クールビズが提唱されてるご時世にスーツ着てく必要はあるんだろうか。
でもそんなこと言ったらそもそもスーツってどういう時に必要なんだ?オフィシャルの場ではスーツ着用が必須だとは思うけど、オフィシャルの場って何?院試はオフィシャルの場に入るのかな?
面接官も人間だから服装気にする人もいるかもしれないし、次の地惑の面接ではスーツ着てこ。ビビリ。
北大のときみたいにほとんど私服でスーツが少数の場合なら注目浴びるからスーツ着る意味あると思うんだけどな。
待ってる間、終わった人達が雑談しているのが耳に入る。
試験の成績がどうだったかとか、院で何やりたいとかを聞かれたそうだ。
スタンダードな内容ですね。
集合時間の 13:00 から1時間ぐらい待った。
2回目なことと、合格しなければならないプレッシャーがそこまで強くないので1回目に比べるとあまり緊張はしなかった。
これが初面接の人は緊張したんだろうな。
面接開始。
教官は北大地惑の半分以下、20人弱ぐらい。部屋も結構狭い。会議室のようなところ。
座り、受験番号と名前を言い、指導教官の志望順位を確認される。
それから第一志望のS先生から質問される。
院で何研究したいかとか、北大にも実験装置はあるのになんでうち来たいのかとか、普通の質問をされた。
実験装置が北大にもあるというのはきっと太陽系や低温研のことを言ったんだろう。
言いたいことを全て正確に伝えられたわけではないが、質問に1つ1つきちんと答えていった。
そして最後の質問。
S先生「最後に知識的な面を問いたいんだけど、地球が出来たのは何年前で、なぜそう推定出来るのですか」
私「地球が出来たのは今から約46億年前で、えーと」
年代はすぐに出てくるのだが、説明できない。
(海底の古生物の化石を、、違うそれは生物誕生の年代測定じゃん。大体なんで46億年前って知ってたんだろ。雑誌で何度となく目にしたからなんだろうけど。46億で間違ってないよな。)
かなりテンパった。結構長く考えた(気がする)。
結局、地質構造を調べればどーのこーのと答えた。わかりませんと言うよりはましだと思って答えたが、かなり的外れであることはわかってる。
答えた後、先生は苦笑してた。
終了した。どうなんだろう。最後の質問に答えられなければダメというようなことは無いとおもうけど。他の人たちはどう答えたんだろう。
そういえば試験の出来については触れられなかったな。
柏の葉キャンパス行きのバスが来るまで結構待たなければならなかったので柏駅行きに乗って常磐線で帰る。つくばエクスプレスもそろそろ飽きたし。
帰り道に最後の質問の答えをずっと考えてた。
年代測定の代表といったら放射性元素の半減じゃん。何で面接中に気づかなかったんだろう。テンパってたからか。
あと、隕石・微惑星衝突による地球の成長では説明できないだろうか。ちょうどこの前衝突断面積の問題やってるのを横で見てたし。
自分にとって、今日の面接はショックだった。
(北大の)志望書にあれだけ自然科学の解明がどうこう書いてたのに、結局自分は何も知らないじゃん。まだ4年生だからとかは関係ない。根本的にまだまだ知識が足りないことに気づけてよかった。次の面接でもこういう質問されるかどうかわからないが、それまでにもっと知識を溜めておかないと。次は宇宙惑星科学講座での面接なんで惑星・衛星探査あたりがタイムリーか。
もっともっと見地を広げていろんなことを知りたい。
次の院試のためでもあるが、この際院試は関係なく自分のために。