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北海道の大学教員/情報科学研究者の日記

Maker Faire Tokyo 2015におうちハック同好会で出展した #mft2015 #おうちハック

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2015/8/1(土)〜2(日)に東京ビッグサイトで開催されたMaker Faire Tokyo(MFT) 2015におうちハック同好会で出展しました。 おうちハック同好会というのはこのような集団です。

おうちが好きすぎて思わずガジェットを使ってハックしてしまった人や、おうち関連の新技術について語ったり、将来の生活について夢を見たい人たちの集まりです。ものづくりが好きな人、関連のお仕事をしている人、デザイナー、プログラマー、学生、主婦、おうちに住んでいる人など様々なメンバーがいます。Facebookグループでの情報交換に加え、各々のおうちハック作品を紹介しあう「おうちハック発表会」を4ヶ月に1度のペースで行っています。

同好会内で出展希望者を募ったところ6名集まったので、3名ずつ日替わりで出展する形式にしました。展示していたのはこういうものです。

どうだった?

今回、代表者として申し込みを行ったのですが、自分がつくった展示物はありません。展示物準備の負担がなかったので、いつもやりたいと思いながら結局手が回らないような、チラシをつくったり、展示説明サインをつくったり、展示をツイートで宣伝するといったことがかなりできてとても気持ちよかったです。

チラシはデザインもけっこうきちんとつくって印刷も発注したので、ちゃんとしたものができました。配って宣伝するだけでなく、ブースで説明する時に例として使ったり*1、懇親会の時に話のタネにしたり、他のブースの友人に会いに行ったりするときに配ったり、かなり有用でした。1,000枚で¥2,500程度で値段もあまり負担にならないので、これからもチラシ作っていこうと思いました。

当日も、展示の対応をする人は足りているので、自分は他のブースをかなり自由に見まわってました。いままで全く聞いたことがなかったプレゼンテーションもたくさん聞けました。参加者としてもMFTをとても満喫しました。

今回、見れてとても良かったなと思ったのが @ さんのピアノプロジェクションマッピング

これは、自分がキーボードへのプロジェクションマッピングをつくるきっかけになった作品でもあります。

そして、これは作品が素晴らしいことに加えて

  • 光る
  • 音が出る
  • 説明不要
  • 一度に見学できる人数が多い
  • 好きなタイミングで離脱できる
  • ピアノ演奏を聴くという行為がすでに馴染みのあるもの

と、デモに向いてる要素がめっちゃ揃ってるなあということにも気づきました。

MFTについて

本場アメリカ西海岸のMaker Faire Bay Areaは10万人と、文字通り桁違いの規模。会場も公園のような広い場所を使って屋内と屋外で展示してます。まぁこれは、屋外でできるのは雨がほとんど降らず毎日快晴の西海岸の気候だからなのだけど。

参加者や運営者にとって、規模を拡大することが良いこととは限らないかもしれない。けれど、良いイベントというのは、来た人は面白いと思って次回以降も参加するようになるし、面白いという噂が広まって新規の参加者も生まれる。なので、良いイベントである限り、現状維持は不可能で、飽和するまで拡大し続けることになる。

MFTの場合は、具体的な数字は出ていないけれど年々採択率が下がっているような感じがしている。出展希望者の増加ペース > 来場者の増加ペースとなっていて、出展希望者がだいぶキャパオーバーしているのではないか。本当はもっといろんな展示がみられるはずなのに、すごくもったいない。来年以降、もっと広い場所が借りられるように、もっと来場者を増やしたいですね。Maker Faire Tokyoに参加して楽しかったと思う人は、ぜひ周りの人のその面白さを伝えて、来年のMFTに来てもらいましょう。

*1:おうちハック写真がいくつか載っている