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おうちハックの現在と未来

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WASWDA-EDGE 未来創造デザインというプログラムのパネルセッションで発表しました。

プログラム全体のテーマが「未来の暮らし」ということで、「おうちハックの現在と未来」というタイトルで発表しました。発表資料はこちら。

動画やリンクが多いので、以下に貼っておきます。

リンク

動画

グラフィックレコーダー

パネルセッションの内容を、グラフィックレコーダーネットワーク の皆さんにまとめて頂きました。過去にグループディスカッションの内容をグラレコして頂いたことはあったのですが、発表の内容をグラレコして頂いたのは初めてでした。これ嬉しいですね!ありがとうございます!

感想

いままで、おうちハック同好会の活動についてまとめることはあっても、「おうちハック」そのもの をまとめるという機会がなかったので、おうちハックの現状を見つめなおす、すごく良い機会になりました。「おうちハック」という言葉は、2年前に僕が言い始めた*1のですが、いつの間にか一般的な用語として広まりつつあるようです。なにそれすごい。「おうちハックとは何か」を説明する言葉がいままでなかったので、今回改めて定義してみました。*2

おうちが好きすぎて、おうちをより快適にするために、 最新IoTガジェットや基板を使ったり使わなかったりして おうちを改造したりカスタマイズしたりすること

「最新IoTガジェットや基板を "使ったり使わなかったりして"」というところがポイントで(過去の説明でも使ってきました)、ガジェットや基板を使ったハックが主流であるもののそれだけじゃないアナログなハックも大歓迎、という思いを表せているんじゃないかと思っています。

また、整理し直す上でつくったこの図が結構よかったなと思ってます。「ガジェットを買ってきて説明書通りに使う」という初心者向けおうちハックから、「ArduinoやRaspberry Piを使ってセンサやアクチュエータとつなげて作りたいものをつくる」という上級者向けおうちハックまで、いろんなレベルがあることに改めて気付かされました。

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他のスピーカーは、基調講演の渡辺 仁史先生をはじめとして、建築をバックグラウンドとした話が多かったです。立ち位置的に、情報系分野の研究を紹介するのがよさそうだったので、最新のHCI研究の紹介を盛り込んでみました。建築にはすごく興味があり、自分の研究とも絡めていきたいと思っているのですが、なかなか接する機会がないので、これをきっかけにしてサーベイなど進めていければと思います。予習として読んだ渡辺先生と渡辺研究室の本も面白かったです。

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P.S. おうちハック的最先端研究の調べ方

懇親会で質問されたので、載せておきます。HCI(Human-Computer Interaction)という分野の研究から、家系の研究を探す(プログラムのページで "home" で検索をかける)のがよいです。特に、UBICOMP、CHI、UISTが分野のトップカンファレンスなので、この3つをおさえておけば大丈夫かと思います。

通常、論文は学会員になるか、大学等の購読してる組織からアクセスしないと読めないのですが、HCI研究だと動画を投稿することが推奨されてたり学会によっては必須だったりするので、ほとんどの研究が動画でYouTube等に上がってます。論文より動画のほうがわかりやすいですし。

国内だと、WISSとインタラクションというシンポジウムがあります。どちらも論文が公開されていて無料で読めます。

あとこれ

*1:「おうちハック発表会」を開催したのが元

*2:おうちハック同好会としての定義ではなく、あくまで僕個人の定義です。