はじめに
本エントリは ヒューマンコンピュータインタラクション論文紹介 Advent Calendar 2015 の12日目です。Advent Calendarとは、12月1日〜25日まで1日ずつ担当を決めてみんなでblog記事を書いていく企画です。ITエンジニアの間ではもうだいぶお馴染みの年末の習慣になってきました。本日紹介するのは『Tiltcasting: 3D Interaction on Large Displays using a Mobile Device』。
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論文概要
- バーチャル3D空間内のターゲットオブジェクトを選択する新しい手法
- スマートフォンがコントローラ
- メインディスプレイ内の平面(黄色)がスマートフォンの傾きと同期
- 平面内にあるオブジェクトをスマートフォン画面タップで選択
- 平面より手前にあるオブジェクトは非表示になる
- 同じグループの先行研究と比較して評価実験を行った
- 選択するターゲットが遮蔽されていない(隠れていない)場合、選択にかかる時間は先行研究のほうがやや短い
- 選択するターゲットが遮蔽されている(別のオブジェクトの後ろに隠れている)場合、選択にかかる時間は本研究のほうが大幅に短い
明日はおおた( @ota42y )さん!