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北海道の大学教員/情報科学研究者の日記

オーロラの発生プロセスの解明に成功

http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200807252007



NASAの観測衛星「THEMIS」を使った観測調査により地球の極地で発生するオーロラ(northern lights)の発生プロセスの解明に成功していたことが24日、科学雑誌「サイエンス」に掲載された論文により明らかとなった。



 この研究発表を行ったのは米カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)のヴァシリス・アンゲロピウロス(Vassilis Angelopoulos)博士を中心とするTHEMIS観測チーム。



 観測チームは、5機の衛星から構成されるTHEMISとカナダからアラスカに分散する20箇所の観測ポイントから収集した磁場データを分析することにより、北極圏でオーロラの発生プロセスを詳細に分析。その結果、太陽風の荷電粒子は一旦、地球から長く伸びる形で磁場に蓄えられ、それが一定限度を越えるとあたかも緊張した輪ゴムが元に戻るかのように、磁場の再構成(Magnetic reconnection)が起こり、それがオーロラの形成となる大量の荷電粒子の発生につながっていることを突き止めた。


【Technobahn 2008/7/25 20:07】



「突き止めた」ではなく、「昔から大体わかってたんだけど、あっちの説とこっちの説のどっちが正しいかよくわかってなくて、この度、あっちの説を支持する観測結果を得た」なのだが。



Abstruct は

http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/1160495





原文読んでないので今度読んでみよう。