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「IoTシステムの開発プロセスにテストベッドはどのように貢献できるか?」をSIGPX4で発表しました

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2018/03/02(金)に東京大学で開催された SIGPX4 で「IoTシステムの開発プロセスにテストベッドはどのように貢献できるか?」を発表しました。

スライド

予稿(6ページ):https://goo.gl/bgrkgc

発表概要

IoTシステムのための開発・検証環境を構築するため,ソフトウェアの特徴を活用したIoTテストベッドについて検討する.IoTテストベッドの事例と,著者らが提案するBluetoot Low Energyのエミュレーションシステムについて紹介する.IoTテストベッドの参考となる事例として,IoTプロトタイプ開発ツール,実環境のデータを活用する開発ツール,仮想環境のデータを活用する開発ツール,Webブラウザを活用したシミュレータと実機のシームレス開発ツールの例を挙げる.本稿での論点をひとことで表すと,Mark Weiserが提唱したユビキタスコンピューティングにおけるシステムの開発をどのように行うか,であると言える.この論点における重要な観点として,「プロトタイプ開発からプロダクション開発への壁」と「IoTシステム開発においてstaging環境をどのように用意するか」の2つについて議論する.

SIGPXとは

SIGPXは、プログラミングのための環境と、その環境が提供する体験の設計に興味を持つ人で集まり、最新の研究動向や事例について情報交換する会です。

感想など

  • 普段漠然と考えている「IoTシステムの開発プロセスにテストベッドはどのように貢献できるか?」について、議論する良い場であり、考えをまとめる良い機会になると考えて、そのままのタイトルをつけて発表しました。
  • 今回は原稿の投稿システムがあり、これが考えていることを整理するきっかけとしてとても役立ちました。この仕組みは、もともとは査読付き論文として投稿する予定の原稿に対して本投稿前にコメントをもらうためのものなのですが、ふわっとした原稿を予稿として投稿するのに活用させて頂きました。
  • 原稿にまとめたことで、「Mark Weiserが提唱したユビキタスコンピューティングにおけるシステムの開発をどのように行うか」という切り口と、「プロトタイプ開発からプロダクション開発への壁」と「IoTシステム開発においてstaging環境をどのように用意するか」という論点で整理して、さらにこれらをもっと深掘りできそうという感触が得られました。
  • ログ用のGoogle Docsがあり、発表の概要や質疑応答のログ、さらに聴講者の感想やコメントが参加者によって記述されていくので、発表者としては発表後に見直すことができて大変ありがたかったです。学会の研究会もこういうシステム取り入れられればいいのになあ。