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北海道の大学教員/情報科学研究者の日記

論文紹介『Protopiper: Physically Sketching Room-Sized Objects at Actual Scale』

はじめに

本エントリは ヒューマンコンピュータインタラクション論文紹介 Advent Calendar 2015 の3日目です。Advent Calendarとは、12月1日〜25日まで1日ずつ担当を決めてみんなでblog記事を書いていく企画です。ITエンジニアの間ではもうだいぶお馴染みの年末の習慣になってきました。

本日紹介するのは『Protopiper: Physically Sketching Room-Sized Objects at Actual Scale』。この研究を行っているのはHasso Plattner Instituteというドイツのポツダム大学の研究所で、HCI系ではその名前をよく見かける有名な研究所です。

研究紹介動画はこちら

日本語の紹介記事もあります。

論文概要

  • 3次元立体物を生成するためのデジタルファブリケーションツール
  • テープをまるめてチューブ状にして出力
  • チューブは電熱線で切断
  • カットは3種類:ストレート、羽根型、折り曲げ
  • コードレスで手持ち可能な大きさなので、持ち運びが容易

紹介者感想

  • 見た目がスプラトゥーンのブキみたいでカッコイイ!
  • わかりやすい研究なので動画をみるだけで概要つかめると思います
  • 詳細仕様や関連研究は論文を参考に

明日は武田優生( @ )さん。uniMorph (UIST2015)を紹介してくれるそうです。