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北海道の大学教員/情報科学研究者の日記

工学部ヒラノ教授

工学部ヒラノ教授 (新潮文庫)

工学部ヒラノ教授 (新潮文庫)

@ さんの 武蔵野日記 で度々登場するので、面白そうと思って読んでみたら、想像以上に面白かった。小説風に書かれているものなのかと思っていたら、フィクションなのは「ヒラノ教授」という名前だけで、あとはノンフィクションそのもの。

大学教員の仕事や、科研費の審査など、すごく参考になった。「年3000時間の雑用」など、時間が具体的に書かれているのが、ORっぽい。大学教員の仕事を知るのに、おそらく最も適した本。大学教員がヒマな仕事だと思っている大学生や、研究者の道が視野に入り始めた大学院生あたりにはぜひ読んで欲しい。

続編も必ず全部読もう、と思った。