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北海道の大学教員/情報科学研究者の日記

.@spaceapps に参加して #personalcosmos で1位受賞しました #spaceappstokyo

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※ 現在(〜5/17) グローバル審査中です。投票へのご協力お願いいたします。詳細は本文の後半に。
投票・審査終了しました。グローバル審査では Honorable Mention (佳作)を受賞しました。皆さんご協力ありがとうございました!

昨年に引き続き、今年も International Space Apps Tokyo (宇宙ハッカソン)に参加しました。

昨年の紹介文より

Space Apps Challenge は、世界規模で行うハッカソンイベントです。ハッカソン(Hack-a-thon)という用語は、「Hack」と「Marathon」を合わせた造語で、 同じテーマに興味を持ったエンジニアやデザイナーなどのメンバーが一箇所に集まり、一定期間に集中して、互いに強力しながら開発を行うイベントです。(あとでご紹介する米国のサイトでは、Codeathon と呼ばれています。)

今年の紹介文より

このイベントは、NASA主催で開催される世界規模のハッカソン(アプリ開発)イベントです。昨年2012年に引き続き、今回が二回目となります。 NASAの提供するデータを元に、科学者がデータの解説や使い方を説明し、一般の市民が世界をより良くするアプリを開発し、企業は協賛の形でイベント開催をサポートする。三者が一体となって行うハッカソンイベントなのです。

昨年の僕の参加レポート

公式サイト

Togetter

@ さんのアイデアソン時の紹介資料

他の参加者のレポート

昨年が楽しすぎたので、今年も迷わず参加。あと、少しでもイベントに貢献出来ればと思い、事務局スタッフもやりました。

昨年は、 磁力線アプリ CONNECT をつくり、JAXA賞をいただきました。今年は、その発展版をつくろうかなーとも思ったのですが、それとは別にやりたいことがあったので、そっちをやることにしました。やりたいこととは

んで、これをアイデアソン、ハッカソン当日に発表して、チームメンバー募集しました。

ハッカソン当日

他のほとんどのチームがソフトウェア開発を進める中、僕らは切ったり貼ったりというものづくりを進めていきました。1日目は3Dプリンタが置いてある4階の部屋*1で、2日目も FabLab Shibuya にて作業をしてたので、そういう意味でも結構異色だったかも。

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4階で淡々と進めてたのですが、夜に4階の様子を見に来てくれる方もいて、「おぉー!すげー!」と言ってくれるのがとても励みになりました。

夜中にISSとのハングアウトという楽しそうなイベントがあったりしたのですが、僕らのチームは健康的にまだ終電がある23時頃に解散しました。

2日目にはハンズに買い物に行ったり。

んで、最終的には、こんなんできました

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どうやってつくったかについては、以下の成果発表動画を見るのが分かりやすいかと思います。

成果発表

久しぶりに発表前にちょっと緊張しました。せっかくチームメンバーでここまで作り上げたのだから、成果をちゃんと伝えられなかったら絶対後悔するなー、と。発表時間制限もシビアだし。


Video streaming by Ustream

スライド(グローバル用にちょっと修正したVer.)

最後、発表時間が少し不足するというミスが。。。Keynoteの発表者ツールで時間をきちんと確認してたんですが、あの発表者ツールの時間って表紙から次のページヘ進めた瞬間に計測開始するんですね。。。勉強になりましたorz 発表終了後、審査までの空き時間に見に来てくれて、「すごい」「欲しい」と言ってくれる方がいっぱいいたのがすごく嬉しかったです。

結果

(まあタイトルに書いたとおりなんですが)全18チーム中1位を受賞しました!!!!

表彰式の様子


Video streaming by Ustream

何かひとつでも賞を取れるといいなーと思っていたのですが。特別賞(重複OK)で全く声がかからず、入賞発表でも2位まで選ばれなかったので、「あぁ、ダメか。。。」と諦めモードでした。本当に諦めモードでした。心臓に悪い! なので、1位の発表の瞬間は、もちろんすごく嬉しかったのですが、それに加えて「ホッとした」という気持ちが強かったです。

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グローバル審査

東京地区で2位以内に選ばれたチームは、グローバル審査に進みます。 という訳で、グローバル審査のための準備としてビデオ作成、プロジェクトページ作成等を、締切の5/1までの約2週間進めて来ました*2。ここ最近忙しかった原因は、これです。 ハッカソン前から「昨年は日本代表からグローバル受賞出せなかったので、今年こそ」という雰囲気だったのもあり、そして、昨年の日本代表だった2チームのビデオがめちゃくちゃクオリティ高かったというのもあり、やれるところまでみんなで頑張りました。。。

プロモーションビデオ

Personal Cosmos from Tsubasa Yumura on Vimeo.

プロジェクトのページ

Webページ

ハッカソン当日の開発メンバーに加えて、PV全般のディレクターをしてくださった @ さんはじめ、本当に多くの皆さんにご協力頂きました。改めてありがとうございましたm( )m デイリーポータルZの林(@)さん(ISACの審査員をして頂いた)にも、撮影場所の提供とPVの出演までしていただいてます((((;゚Д゚)))) 東京地区オーガナイザーの @ さんが「ドリームチームだ」といっていましたが、本当にその通りです。

投票のご協力のお願い

投票・審査終了しました。グローバル審査では Honorable Mention (佳作)を受賞しました。皆さんご協力ありがとうございました!

あとは、人事を尽くして天命を待つ、、、といきたいところなのですが、まだひとつだけお願いがあります。 賞のひとつに、"People’s Choice" というものがあります。これは、みんなの投票によって決めるものです。

投票方法は「@spaceapps という mention と #personalcosmos というハッシュタグを含めてツイートする」です。(なので、このエントリのタイトルにも含めています。)

ここにも投票ボタン設置してみました。

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PV等みて「いい!」と思ったら、ぜひポチッと押しちゃって下さい。ご協力お願いします〜!!

感想など

いやー、今年も楽しかった。 「自分が作りたい」と思ったものへの賛同者が次々と集まってきて、どんどん形になっていくこの感覚、一年ぶり。今年は、最高の結果までついてきたし。

グローバルの準備は、正直めちゃくちゃ忙しかったですが、クオリティの高いビデオ、サイトができていくことに加え、プロの方々のお仕事を間近で目にすることが出来たことが、非常に嬉しかったです。別件があって出られなかったのですが、PVの撮影に立ち会えなかったのが唯一残念(><) とても楽しく貴重な2週間でした。

さて、それでは、審査結果が発表される5月下旬まで、そわそわしながら過ごしたいと思います。

追記

簡単な説明をつけてニコ動に上げました。

*1:メイン会場の3階の部屋はすごい熱気と人口密度

*2:ここからが本当の戦いだったと言っても過言ではありません。。。