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卒論・修論はポモドーロで決まり!


今年もそういう季節になってきたので、昨年の

の続き的な感じで。

ポモドーロ(ポモドーロテクニック)とは

集中して仕事をこなすために、25分毎に時間を区切って仕事をする時間管理術。Francesco Cirillo氏が1992年、自身の勉強効率を上げるために考案した。
手順
1. 25分を1ポモドーロとし、やるべきタスクを1ポモドーロ刻み(25分毎)に分ける。
2. 25分間は、他の事は一切やらず、タスクに集中する
3. 25分経てば、5分間の休憩を入れる
4. 4ポモドーロ毎(2時間毎)に30分程の長い休憩をとる
5. 後は上記を繰り返す

2. の「他のことは一切やらず」がポイント。執筆するぞー、と決めた25分の間は、メールは見ない(通知も気になるのでメーラを落としたほうがよい)し、Facebooktwitter をチラ見しない。その他、執筆以外のタスクはやらない。そうして、25分間の間の集中力を保つ。
ただ、集中力を保つのは限界がある。2〜3時間くらいならずっと集中できるかもしれないけど、そうしてるとそのうち疲れて全然集中できなくなってしまう。なので、25分というやや短めの感覚で休憩をとる。短期集中的なタスクならともかく、卒論・修論の執筆は長丁場のマラソンなので、走り続けるとバテてしまう。ペースが大事。

執筆以外のタスクについては

  • メールチェック等のルーチンワークは、1つのタスクにまとめてしまって一日に数回行う。
  • Facebooktwitter は休憩時間に見る
  • 執筆中に思い出したタスクは、とりあえず忘れないようにメモっておいて、いつやるかはあとで考える
  • 「何をいつやるか決める」というタスクも一日に数回行う

とするのがよいかと思う。

集中できないときにマンガ読んだりニコ動見始めたりすると、そのままなかなか帰ってこれなかったりする。ので、休憩する時もきちんと時間を計るのがいい。
表を埋める等の単調作業も、時間を計ることによってタイムトライアルな要素が加わって、集中力を維持しやすい。
やる気が出ないときも、とりあえずタイマーをスタートさせると、とりあえず手を動かすかーという気になって、そのまま25分集中できたりする。


ポモドーロはタイマーで計るだけじゃない

卒論書くぞー!と言っても、

  • 序論を書く
  • 実験概要を書く
  • 結果を書く
  • まとめを書く
  • 謝辞を書く
  • グラフをつくる
  • 参考文献を洗い出す

さらに、直接の執筆作業以外にも

  • 再実験する
  • データを解析し直す

など、様々な作業が発生するので、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、っていう状態に陥りやすい。そういう状態では集中力を発揮できないし、気づいた順にあっちこっち飛び飛びで執筆していると、思考の切り替えにばかり時間がかかって肝心の執筆が全然進まない。
ポモドーロでは、25分の作業時間に入る段階で、25分間どのタスクを行うのかは決まっている。そのためにタスクをあらかじめ洗い出すので、今日何をやらなきゃいけないか、提出までどのくらいの時間が残ってて、なにをやらなきゃいけないか、明確になっている。
それを外部記憶(ノートとかPCとか)に保存しておけば、脳はすっきりした状態で、目の前のタスクにだけ集中できる。

一日の最初は、「タスクの洗い出し」ではじめるのがよいと思う。合わせてメールチェックもやって、たぶん25分以内で終わるのにちょうどいい規模のタスクになるだろう。

まとめ

ポモドーロは「タイマーで25分計る」ってだけじゃなくて、「やることを作業前に洗い出す」ことと合わせて効果を発揮するのだけれど、まあ最初は、タイマーで計るか、やることを洗い出すか、どっちかだけでも役立つと思う。

ポモドーロ用のスマホアプリはたくさんあるし、Windows にも mac にもソフトがあるし、無料ですぐに始められるので、ぜひ!!


参考

その他、ポモドーロをやっていて気になったことは

に書き溜めています。


もしポモドーロテクニックに興味を持ったなら、日本語でおそらく唯一の書籍

アジャイルな時間管理術 ポモドーロテクニック入門

アジャイルな時間管理術 ポモドーロテクニック入門

はぜひ読んで欲しい。

タイマーアプリは、Android

を使ってます。他のタイマーだと、25分経ったら勝手に休憩時間に入っちゃうけど、このアプリだと自分でボタンを押すまでは休憩に入らないので。

その他、参考記事

付録

ポモドーロ関係ないけど、バージョン管理は便利なのでぜひ導入しましょう。このエントリのタイトルもここから。



ただし、執筆中の論文は Github で公開しないように注意しましょう。学生なら educational account というのがもらえるので、それで非公開リポジトリがつくれます*1。学位論文は単著なので著作権は執筆者に帰属するけれど、指導教員や先輩の多大な協力を得て書き上がるものなので。。。
ちょっと厳し目に書いたけど、研究成果に対する権利についてはちゃんと意識してたほうが。油断してるとパクられます。

*1:つか、git でいいと思う