年明けてだいぶたってしまったが、2010年に読んだ本から、特に読んでよかったと感じたものを10冊選んでみた。順位付けしても面白そうだと思ったが、ジャンルや評価軸がバラバラなので難しいと判断し断念。なんとなく3つにカテゴライズしてみた。ほとんどが以前に紹介したものなので、一言コメントと記事へのリンクを貼るにとどめ、詳細は割愛。
キャリア系
東大博士が語る理系という生き方 - yumulog | 社会人博士の日記
研究テーマを選んだきっかけについて、具体的なエピソードを知ることができる。
「博士号」の使い方 - yumulog | 社会人博士の日記
博士とった後にワイナリーを開き、宮大工になり、外資系企業の研究者になった人の印象が強く残っている。何でもアリなんだな、と勇気づけられる。
このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか? - yumulog | 社会人博士の日記
アメリカじゃ転職するのが当たり前で、いろんなキャリアの人がいて、本当に何でもアリなんだな、とさらに勇気づけられる。
表現力系
伝わる・揺さぶる!文章を書く - yumulog | 社会人博士の日記
何のために書くかを意識するだけで文章は大きく変わる。このような本は、もっと早く読んでおきたかった。
これは未紹介の本。ただ漠然と聞いたり話したりするだけではなく、「話の流れにあっている」「現在の状況にあっている」「相手が聞きたい」「自分が話したい」「具体的な」「本質的な」質問をすることで、よい質問となり、会話の質が上がり、お互いにとって有意義な時間となる。この本も、もっと早く読んでおきたかった。
プレゼンテーション Zen - yumulog | 社会人博士の日記
自分の目指しているプレゼンの方向性に合致しており、新たに取り入れられそうなことも多かった。
読み物系
ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ - yumulog | 社会人博士の日記
臨場感ある研究生活の様子が書かれ、読み物としても面白い。
大規模サービス技術入門 - yumulog | 社会人博士の日記
唯一の技術書。はてなで稼働するサービスを事例として書かれているので興味を持って読むことができる。技術書でもこんなに面白く読めるのかと気づかせてくれた。
夜は短し歩けよ乙女 - yumulog | 社会人博士の日記
唯一の小説。表現が面白くて、森見さんのファンになった。
唯一のマンガ。だいぶ有名になったような気がしてるが、面白くて深い、本当にいいマンガだとおもう。11巻の最後の「人生は短いんだ」「テンションの上がらねえことにパワー使ってる場合じゃねぇ」というシーンには感銘を受け、日々これを意識して過ごしたいと思った。
以上。「読んだ時に記事書いてるし、わざわざまとめなくてもいいんじゃないか」と思ったが、いざまとめてみると、印象に残った本の内容を改めて振り返るいい機会になった。