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北海道の大学教員/情報科学研究者の日記

国立天文台 特別公開 2010


行ってきました。初国立天文台。今日が公開日とは知らず、お昼ぐらいに Twitter みて気づき、出遅れたけど予定もないし行ってみようかと。京王線の調布駅からバスで15分くらいで行けます。


敷地内は自然がいっぱいでした。建物も一極集中せずに結構分かれていて、「すばる棟」「ALMA棟」みたいに望遠鏡ごとに棟になっているところもあった。あと、望遠鏡があるところは奥の方で森に囲まれていたのだけれど、これは観測時に他の光が入らないようにするため?


来場者は、どっかの研究所のと比べるとそんなに多くなくてまったりみれると思います。


展示は、建物内でプロジェクト毎のポスターの展示やクイズ等々。どっかの研究所のと大体同じ感じです。クイズやると景品としてクリアファイルとかもらえたりして、クリアファイル好きとしてはぜひゲットしたかったのですが、時間に余裕がなかったり気持ちに余裕がなかったり(子供に混じるのは勇気が必要)で、結局やらず。今度はもっと余裕もって行ってゲットしよ。


ポスターで初めて知ったのが、国立天文台でやってる科学映像クリエータ養成コース/科学プロデューサ養成コースというもの。科学映像の作り方を勉強できる。しかも無料。大学院生とか社会人が受講してるそう。3次元データを可視化、動画化したい人には超おすすめな気がします。
http://prc.nao.ac.jp/ashub/


敷地内には今は使われていない古い望遠鏡がいくつも残っていて、そのまま保存されていたり中が資料館になっていたりして、入ることができました。


65cm屈折望遠鏡


太陽塔望遠鏡(アインシュタイン塔)。中は今日だけ公開だそう。


壁に貼ってある説明図。歴史を感じます。


たぶん一番楽しんだのが、NEC SX-9 の展示。ガラス越しだったけど、スパコンの実物を見たの初めてで、めっちゃテンション上がった(天文台関係ねぇw)。青い光が無駄にカッコよかった。


おまけ。敷地内には天文学教育研究センターという東大の付属施設が併設されているのですが、同じ敷地内でこんなにきっちりわけなくてもw


また来年もいってみます。